ラベンダーはリラックス&デオドラント効果のあるハーブです
リラックスの定番としてアロマテラピーでも有名なラベンダー。ハーブの爽やかさがベースの軽くて甘い香りは、心を鎮めてくれます。イライラしているときや忙しくてストレスを感じるときなどにおすすめのハーブです。また、ラベンダーは肌にやさしく穏やかに作用し、皮脂のバランスを整えるはたらきがあるため、あらゆる肌のケアに使えます。ラベンダーの持つデオドラント効果は、背中などにニキビができやすい方にもおすすめ。石けんをつくるときに保湿効果のあるハチミツを入れれば、手荒れも防ぎます。
<ラベンダーの石けんの材料>
石けん素地・・・100g
※無香料の石けんをおろし金などでおろしたものでもOKです。
ラベンダーのアロマオイル・・・10滴
ラベンダーのドライハーブ・・・5g
ハチミツ・・・小さじ1
熱湯・・・大さじ2
<準備するもの>
ビーカーまたは耐熱容器
ポリ袋またはパウチ袋
ラップ
お菓子の型など
<ラベンダーの石けんの作り方>
(1)ラベンダーのドライハーブに熱湯を加えて5〜10分置く。
(2)ポリ袋に石けん素地を入れ、(1)のラベンダー液を加えながらよく練り合わせて、石けん素地の粒子を細かくする。
(3)(2)にラベンダーのアロマオイルとハチミツを加え、さらによく練る。石けん素地の固まりがなくなり、耳たぶくらいの柔らかさになったら出来上がり。
(4)お菓子の型にラップを敷いて、(3)の石けん素地をまんべんなく詰め込む。
(5)ラップの端を持って型から出す。ラップを剥がして、風通しのよい日陰で5日間ほど乾燥させる。
※常温または冷蔵庫で保存。ラップで包んでおくと、香りが長持ちします。
「ラベンダー」の名前は、ラテン語の「洗う」という意味の「ラワーレ」に由来しているのだとか。このハーブは、古来より衣類などの虫除けや、傷の消毒、沐浴などに幅広く使われてきました。今では、石けんやロウソクなどの材料として定番で、またその香りのよさと鎮静作用からバスソルトやアイピローにも使われています。ハーブティーとしてもよく飲まれ、イライラするときや不安感があるときに飲むと気持ちが静まり、リラックスでき、安眠にも効果があると言われています。忙しい日には、ラベンダーのお茶を眠る前に飲んで緊張を解きほぐし、ぐっすり眠ってください。