年が明けて、新年会のシーズン真っ盛り。連日宴会、なんて方もいるのでは？楽しいお酒を飲んでいるとついつい飲みすぎてしまい次の日は二日酔いでとてもつらい･･･なんて経験がよくあると思います。
その時はもう「飲まない！」なんて誓いますが二日酔いが抜けると忘れたようにまた同じく飲んでしまい、同じことを繰り返すってことは誰もが思い当たりますね。
この二日酔いの症状をやわらげるはたらきのあるハーブがあるってご存知ですか？古い時代から薬草として用いられてきたハーブ、フェンネルスイートがそう。
フェンネルスイートのとても甘いアニスのような、少し土臭いペッパーのような香りやエキスには、二日酔いや飲みすぎの不快感をやわらげるはたらきがあります。アロマバスとしてバスタブにフェンネルスイートの精油を垂らしてゆっくりお風呂につかれば、頭もスッキリとして気分爽快に！
さあ、明日もお仕事がんばりましょう。
＜材料＞
フェンネルスイートの精油
＜作り方＞
1.お湯をはったバスタブに精油を5滴以内で垂らす。
2.精油はお湯に溶けずに表面に浮かぶので、直接肌に付かないよう、よく混ぜてから入り、入浴中もときどきお湯を混ぜるようにする。
フェンネルスイートは、日本では茴香（ういきょう）と呼ばれるハーブから採取する精油で、カレーなどスパイシーな料理を食べた後に、種子をひと粒噛むと口の中がすっきりします。
また、古代ローマの女性たちの間では、フェンネルは満腹感を覚えることから、ダイエット効果もあるハーブとして人気が高かったようです。フェンネルスイートは用途が広く、アロママッサージとして使えば月経の不快症状をやわらげるはたらきも。ハーブティーとして飲めば、ダイエット効果が見込めます。これは、利尿作用で体内の余分な水分を排出するとともに、便秘を解消してお腹にたまったガスを出すはたらきがあることと、スパイシーな香りの中にやや甘みがあり、食欲を抑えるためです。
また、フェンネルスイートには、緊張やストレスから来る吐き気にも効果があるとされるので、心をかきみだされるような不安に陥ったときは、フェンネルのお茶で落ち着きを取り戻しましょう。
