イタリア トスカーナの景色を映すRiccardo Marzi(リカルドマルツィ)のテーブルウェア


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豊かな自然・ワイン、そしてレオナルド ダ ヴィンチをはじめとする多くの芸術家と関わりの深い土地としても知られる、イタリア・トスカーナ州のフィレンツェにリカルド マルツィの工房はあります。
リカルド マルツィの商品のすべてはこのトスカーナの工房の職人の手によってひとつひとつ時間をかけ作り上げられていきます。
芸術作品を制作するように手間や時間、労力を惜しまない制作過程や感性の求められる手作業での工程はリカルドマルツィを唯一無二なものにしています。


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トスカーナは良質な大理石の産地でもあることから彫刻家や陶芸家にとって聖地とも呼ばれる土地です。
リカルド マルツィ自身も元々は陶芸家として活動していましたが、琥珀に閉じ込められた化石を目にしたことをきっかけに現在のような天然の果実や植物を樹脂で覆った作品作りをするようになったのです。
リカルドが最初に試みたのは透明な樹脂にトウモロコシの粒をぎっしりと閉じ込めた平皿の制作でしたが、完成したものは彼にとって感動するような美しさやユニークさを感じさせるものではありませんでした。


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数日後、工房の中庭に放置されたままになっていたその失敗作に数羽のニワトリが群がっていることに気づきます。
ニワトリは透明な樹脂に閉じ込められたトウモロコシの粒を一生懸命につついていたのです。
その光景に強く創作意欲を掻き立てられたリカルドは「麦穂」「カシの木」「ポプラの葉」「エニシダ」「燕麦」といった植物を使って試行錯誤を重ね、ついにはトスカーナの風景を透明な樹脂に閉じ込めたような美しい作品の数々を生み出すことに成功したのです。


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リカルドマルツィの作品はどれも1週間~2週間の時間を要して制作されています。
手作業で行われる繊細な制作工程は時間や労力を必要とされますが、そのことがリカルドマルツィの作品を魅力的で唯一無二なものにしています。



天然の素材を使用しているので、その果実や植物はそれぞれ違った形・色をしています。
それらはリカルドをはじめとする職人の手によって、ひとつひとつバランスを見ながら丸皿や角皿などの「型」の上に手作業で並べられていきます。


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しっかりと型で固定したのち、隙間から「レジン(樹脂)」を流し込みます。
レジンは液体状ですが一日ほどで固まり、しっかりとした硬さもあるので研磨することで美しいツヤを出すことができます。
また、ガラスや陶器よりも割れにくく軽量な材質なので食器や装飾品には最適な素材です。


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一日乾燥させレジンが固まれば型から外し、バリの部分などをカットし形を整えます。
目の細かさの違うヤスリを使い分けながら手作業で凹凸がなくなるようにヤスリ掛けを行います。


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透明になるまで磨きをかけ、ニスでコーティングしツヤを出します。
ヤスリ掛け、ニス塗りにもそれぞれ一日ずつの時間を要します。
更に目の細かいヤスリでニスの表面も整えたのち、再度ニスの重ね塗りを行います。


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最後にひとつひとつ入念に検品が行われます。
こうして最低でも一週間、デザインによっては二週間の日にちをかけて一つの作品が出来上がります。


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世界的にもモダンアートの聖地として知られているニューヨーク近代美術館「MoMa(モマ)」にもリカルドマルツィの作品は展示されていました。
時代の流れに沿って展示作品が頻繁に入れ替えられていくなか、リカルドマルツィの作品は実に20年以上もの長い年月の間、MoMAに展示され続けていました。
使われる素材や特殊で手の込んだ製造方法、なによりセンスの問われるデザイン性により、多くの人がこのブランドを単なる食器ブランドではなく、芸術品として認めています。
日本国内ではまだ専門店が無く、手に取る機会の少ないRiccardo Marzi(リカルドマルツィ)。
まずはクリスマス柄のお皿で特別な日を祝ってみるのはいかがですか?




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