本リリースでは、Salesforce Winter '27で行われたUI構造・コンポーネント変更への対応に加え、自然言語による指示だけでテスト手順を自動生成する「AIテスト作成機能」を新たに搭載。また、Agentforceの会話フローをAPI経由で検証するテスト機能を強化するなど、自動化の信頼性・セキュリティ・生産性を大きく引き上げるアップデートとなっています。
「Salesforce Winter '27リリース」への互換性対応
ProvarはSalesforceプラットフォームと自律型AIエージェント「Agentforce」向けの、AI機能とメタデータ駆動による高い復元力(レジリエンス)を備える、エンドツーエンド(E2E)のテスト自動化ツールです。Salesforce社は年3回のメジャーバージョンアップに伴うUI/UX、フレームワーク、API等の複雑な回帰テストのために自らProvarを採用しており、Provarは同社の品質向上に深く関わりながら、最新リリースにも速やかに追随・対応しています。
Winter '27リリースでは、画面構造が変更された「Lightningモーダル」「ルックアップ候補の表示位置」「LWC化したキャンペーン新規作成画面」「ケースマージ確認パネル」などを自動検出・サポート。既存のProvar自動化スクリプトは、追加作業なしで従来通り継続利用できます。また、Salesforce CPQおよびFSL(Field Service Lightning)の最新パッケージバージョンとの互換性も確保しています。
自然言語からテストを自動生成する「AIテスト作成機能」を実装(V3対応)
本リリース最大の目玉は、自然言語による指示だけでテスト手順を自動生成する「AIテスト作成機能」の実装です。たとえば「~を入力して保存する」といった平易な言葉で指示するだけで、Provarが持つページ構造・フィールド詳細のインテリジェンスを活用し、テスト手順を自動的に組み立てます。
本機能には、以下の3つのサブ機能が含まれます。
●コパイロットモード:1ステップずつ対話形式でテストステップを追加・編集でき、新規機能のテスト作成スピードを飛躍的に向上させます。
●LLMマネージャー:使用するAIモデル(OpenAI等)、接続エンドポイント、APIキーをProvar Studio上で一元管理。企業ごとのAI活用戦略やコンプライアンス要件に合わせて、ProvarのAI機能を柔軟に適合させることができます(現時点ではOpenAIプロバイダー・モデルに対応)。
●スキルフレームワーク:NitroXパッケージを活用し、企業固有のアプリケーション構造・用語・運用ルールをAIに学習させることで生成精度を最適化。一般的なモデル知識だけではカバーしきれない、カスタムアプリケーションや業界固有システムにおいてもAIによる高精度なテスト作成を可能にします。
これにより、テスト設計の専門知識を持たないメンバーでも高品質なテストシナリオを短時間で作成できるようになり、Salesforce開発チーム全体のテスト生産性向上に貢献します。
Agentforceの会話品質を支えるAPIテスト機能を強化(V3対応)
Agentforceのテストは、UIベースの検証だけでは会話ロジックの全体像を捉えきれないという課題があります。ProvarはこれまでもAPI経由でのAgentforce制御に対応してきましたが、本リリースではさらに以下の強化が図られています。
●bypassUserフラグの制御:セッション開始時のフラグ設定をユーザー側で柔軟に切り替え可能に。
●テスト対象の拡大:従来はセッションステップで失敗していた「ユーザーがリンクされていないエージェント」についても会話テストが可能となり、Agentforceのテストカバレッジが向上しました。
これにより、Agentforce導入企業はより幅広い会話シナリオを自動テストの対象に含められるようになり、AIエージェントの応答品質と信頼性をより高い水準で担保できます。
セキュリティ・通信パフォーマンスの強化、その他のアップデート
●PQH連携のセキュリティ更新:Provar Quality HubとのOAuth接続を、PKCE(コード交換用証明キー)、リフレッシュトークンのローテーション、IP許可リストなどに対応した最新のSalesforce Connected App仕様にアップグレード。
●NitroXパッケージ解決の安定化:単一の共有接続プールと適切なタイムアウト管理により、企業プロキシや制限付きCI/CDネットワーク下での接続エラー・タイムアウトを防止。
●ウォッチドッグリカバリ(CI/CD向け):コマンドライン実行時にフリーズしたブラウザテストを自動検知し、途中までの実行結果を保持したまま安全にキャンセル。
●対応ブラウザ/ドライバーの更新:Chrome v152/Edge v151(同等ドライバー)に対応。
●PQHの機能強化:AIシナリオ向けフィールドピッカーの追加、自動保存トースト表示、呼び出し元テストケースのページ上表示などUI/UXを改善。
Provar:AIエージェント時代の品質保証基盤
英国Provar社によって開発されたProvarは、Salesforceネイティブな独自機能とAI機能により高い評価を得ているE2E(エンドツーエンド)の自動テストツールです。特に強力なメタデータ駆動機能による高いレジリエンス(復元力)と、ローコードによる直感的なアプローチの採用によって、Salesforceの更新や変更に伴う回帰テストのリスクを抑制し、高い耐性を発揮する自動テスト環境を構築。テストメンテナンスの負担を大幅に軽減するとともに、迅速で高信頼の品質保証を実現します。ProvarはSalesforceおよびAgentforce、さらにMCP連携など次世代のAIエコシステム全体にわたるテスト自動化適用の課題を解決し、速やかに高度なテスト環境を実現することができます。
■Provar情報サイトURL:https://provar-adoc.com/
アドックインターナショナルについて
株式会社アドックインターナショナルは、主に5Gなど通信システム開発やネットワーク構築などICTエンジニアリング事業を国内外で展開。近年は品質検証分野にも注力し、Salesforceテスト自動化ツール『Provar』の国内総代理店、またSalesforce AppExchange認定コンサルタントとして、PoCから自動化の導入、教育、運用まで一貫して支援する、高度なテスティングサービスを提供しています。 ■ホームページURL:https://www.adoc.co.jp/
※Salesforce及びその他は、Salesforce, Inc. の商標であり、許可のもとで使用しています。
※その他、リリース中の企業名や製品サービス名は、一般に各社の商標および登録商標です。
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社アドックインターナショナル 担当:Provar Division/田中
Mail: pr@adoc.co.jp / Tel: 042-528-8733(平日9:00-17:00)


