【岡山理科大学】フーデックスジャパンに理大が出展 /陸上養殖の実績とメリット紹介


ベニザケ養殖で連携のNTT東、いちいと共同で


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養殖の映像を前に来場者に案内する山本准教授(中央)


 アジア最大級の食品・飲料展示会「フーデックスジャパン2023(第48回国際食品・飲料展)」(日本能率協会など主催)が3月7日から4日間の日程で、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれ、岡山理科大学が、福島市での好適環境水®によるベニザケ養殖プロジェクトで連携するNTT東日本(東京)、福島県内でスーパーを展開するいちい(福島市)とともに初参加。養殖の様子などを映像で紹介し、水産関係者らから注目されました。
 催しには世界60カ国・地域から約2500社が参加し、業界ゾーンごとに最新の商品を展示、紹介。各業界第一人者による講演や出展者セミナーも行われました。
 会場一角の理大などのブースでは、2基の画面で好適環境水®による養殖実績と、国内で初めて成功したベニザケ養殖ビデオを放映。いちいは福島市の養殖水槽の様子をライブ放映しました。水産業者や取り扱い業者、養殖事業を検討する企業関係者が訪れ、山本俊政工学部応用化学科准教授らが事業や好適環境水®について説明しました。
 訪問者の一人は、「会社に使わなくなった多数の水槽があり、陸上養殖に活用できないか検討している」と興味津々でした。
 出展者セミナーでは、NTT東ビジネスイノベーション本部の小林弘高部長が8日、「完全閉鎖循環式陸上養殖におけるベニザケ養殖への挑戦と今後の展望」と題して講演。温暖化や水質の悪化など海面漁業が先細る中で、好適環境水®を使った陸上養殖のメリットを挙げ、「NTT東はICT(情報通信技術)の力で貢献したい」と話しました。
 ベニザケ養殖プロジェクトは2022年1月に実証実験をスタートさせ、今年夏前には出荷の見込みです。
 フーデックスジャパン2023では、連日国内外から2万人前後の来場者があり、各展示ブースで試食、試飲が行われ、早速商談する光景も見られました。


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にぎわうベニザケ養殖プロジェクトの展示ブース


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ベニザケ養殖プロジェクトについて講演する小林部長


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国内外からの来場者でにぎわったフーデックスジャパン2023




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