2段階認証・IPアドレス制限・ログイン期限の役割を整理した記事と、Cloudflare利用環境で会社の固定IPv4と取得される接続元IPが一致しなかった問題への対応事例です。
購入者側の会員ログインを対象に、機能の導入だけでなく、利用環境や設定変更、復旧時の対応まで含めた設計の考え方を紹介しています。
■公開の背景
BtoB-ECでは、会員向けページで注文履歴や取引先ごとの情報などを扱います。会員ログインの保護を検討する際は、本人確認、接続元の制限、ログイン状態の有効期間を、それぞれの役割に応じて設計する必要があります。
一方で、利用拠点や端末、回線が変わった場合に、正規の利用者がアクセスできなくなることもあります。セキュリティ機能とあわせて、設定変更や問い合わせ、復旧の運用を整理することが重要です。
今回の記事では、EC-CUBEベースのサイトへの追加実装で検討した観点と、接続環境に起因する問題への対応を紹介します。
■記事1:BtoB-ECの会員ログインを守るための設計
「BtoB-ECの会員ログインをどう守る?2段階認証・IP制限・ログイン期限の設計」では、各対策が担う役割を整理しています。
・2段階認証:パスワードに加えた本人確認
・IP制限:利用を許可する接続元の確認
・ログイン期限:ログイン状態を有効にする期間の管理
本社・支店・在宅・外出先といった利用場面に加え、認証アプリを使えなくなった場合や、設定変更時の案内など、導入前に決めておく運用も解説しています。
本記事で扱うのは購入者側の会員ログインへの追加実装であり、EC-CUBE標準の管理画面向け機能とは区別しています。
記事URL:
https://www.thank-u.net/blog/eccube/btob-ec-login-security/
■記事2:Cloudflare利用環境での固定IP制限への対応事例
「Cloudflare利用環境で固定IP制限が使えない問題に対応|EC-CUBEのアクセス制御事例」では、登録した会社の固定IPv4と、サイト側で取得したIPv6が一致せず、会社からのアクセスが許可されなかった事例を紹介しています。
接続環境を調査・調整した結果、対象環境において、会社の固定IPv4を取得できることと、実装したIP制限の正常動作を確認しました。Cloudflareによる保護・高速化の機能を維持し、利用者のパソコンやブラウザの設定変更を必要としない構成としています。
記事では、接続元IPを取得できることと、許可設定の固定IPに一致することを分けて確認する考え方を説明しています。
今回の結果は確認した対象環境に限るものであり、すべてのCloudflare利用サイトに同じ構成を推奨するものではありません。別回線やIPv6のみの接続、連携機能への影響は、環境ごとの検証が必要です。
記事URL:
https://www.thank-u.net/blog/eccube/eccube-cloudflare-fixed-ip-case/
■EC-CUBEの機能追加・運用設計について
サンクユーでは、EC-CUBEの会員向け機能について、扱う情報や利用環境、運営体制を確認し、機能追加と運用設計をあわせて検討しています。
顧客情報および具体的な設定名・設定値・操作手順は、今回の記事では公開していません。
■会社情報・お問い合わせ
会社名:株式会社サンクユー
事業内容:ECサイト・BtoB-ECの構築、EC-CUBEのカスタマイズ・保守、Webサイト制作
公式サイト:https://www.thank-u.net/
本件に関するお問い合わせ:https://www.thank-u.net/contact/
※EC-CUBEは株式会社イーシーキューブの商標です。


