世界各国からの美術作品を241点取り揃えています。
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マレットジャパン
まずは「もの派」の中心人物として活動を続け、近年更に人気が高まり、毎度出品作には多くの入札が集まる李禹煥の作品から2点を紹介します。
1点目はLOT102「Untitled」です。余白を巧みに用いる作風が多い中、本作は紙一面を黒鉛で塗りつぶした作品で、グラファイトが放つ照りや艶が独特のテクスチャーとなっています。
続いては同作家のLOT103「Untitled, 2004」、紙にグワッシュで描かれた鮮やかなオレンジと青色が美しい作品です。
同様のデザインで版画作品の出品は以前にもありましたが作家が実際に描いた1点ものは珍しく、落札予想価格も500～700万円と今回のセール最高額となっています。
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LOT102 LOT103 李禹煥
次に不機嫌そうな少女がアイコンとなっている日本を代表するアーティスト、奈良美智のユニーク作品も7月セールの目玉作品の1つです。
LOT111「Look」はドイツのギャラリースタンプが印字されている実際に使用された封筒に、鮮やかな色鉛筆で彼方を見つめる少女が描かれています。
本作品は奈良がドイツでの活動から帰国後の2004年に描かれており、13×18cmのコンパクトな作品ながらも可愛らしい少女とユーモラスな画風が注目を集める1点です。
そしてフランスの画家、ジョルジュ・ブラックの版画作品が計11点出品されます。
ピカソと共にキュビズム運動の中心的存在として知られるブラックは、精力的に版画制作を続け晩年までに300点近くの作品を残しています。
中でも初期連作版画のうちの1点であるLOT46「コンポジション(コップのある静物画)」は1912年制作のキュビズム様式がうかがえる珍しい作品です。
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LOT46 ジョルジュ・ブラック
最後に現代アートの祖とも名高い、マルセル・デュシャンの作品が2点出品となります。
そのうち写真家であり友好関係のあったマン・レイとの共作である、LOT64「IL REALE ASSOLUTO」(挿画本)はデュシャンに関する著作を多く残してきたイタリア人美術史家アルトゥーロ・シュワルツの著書に作家2名によるリトグラフ版画が収められた作品です。
デュシャンに関する作品は取り扱い自体が少なく、20世紀を代表する作家の作品を手にする貴重な機会となります。
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LOT64 マルセル・デュシャン
これら注目作品に加えて、アドリアナ・オリバー、Futura 2000、小泉悟らが今回マレットジャパン初出品となります。
また塩田千春、花井祐介、細川真紀など昨今注目が集まる国内作家の作品など幅広い分野からの美術品を取り揃えております。
全出品作品の情報はマレットジャパンHPよりご覧いただけます。
オークション開催は2021年7月22日(木)14:00～。
事前入札・電話入札の申し込みは7月21日(水)まで受け付け可能。
オークション参加に際して会員登録はマレットジャパンHPから随時受付中。
マレットジャパンのSNSアカウント(Instagram/Twitter/Facebook/LINE)では最新情報を随時更新中。
●オークション詳細
オークション開催日： 2021年7月22日(木)14:00～
下見会日時 ： 2021年7月19日(月)10:00～18:00
2021年7月20日(火)10:00～18:00
2021年7月21日(水)10:00～15:00
会場 ： マレットジャパンオークションハウス
所在地 ： 東京都江東区東陽3-22-6
会社HP ： https://mallet.co.jp/
お問い合わせ ： info@mallet.co.jp
感染症拡大防止の為、可能な限り書面及び電話入札でのご参加をお願い致します。
外部サイトInvaluable(英語のみ・追加手数料5％)でのオンラインライブ入札もご検討ください。
体調のすぐれない方はご来場をお控え下さい。また会場にお越しの際はマスクの着用・咳エチケットの徹底をお願い致します。ご来場に際し検温にご協力頂く場合がございますのでご了承下さい。
皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
●会社概要
マレットジャパンは日本有数の美術品専門オークション会社です。
近代から現代の美術品を中心に扱い、オークションの企画、運営を行う他、東京の自社会場で年間4-5回のオークションを開催しています。
2005年創業時から国内でいち早く海外マーケットの拡大を実現し、国内はもちろん欧米からアジアまで世界各国でお客様と大切な絆を築き上げてきました。
今後も当社は「公正かつ誠実」という経営理念のもと、誇りを持って「確かなもの」をお届けしてまいります。
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プレスリリース提供元：＠Press