子供にとって本当に「いい親」とは? しつけで親子関係を悪化させないための心構え


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子供にとって本当に「いい親」とは? しつけで親子関係を悪化させないための心構え


子供がなにを考えているかわからない、どう接したらよいかわからない・・・こんな悩みをだれにも相談できず、一人で抱えていませんか?
大人の親子関係は、乳幼児期~学童期~青年期の親から子供へのかかわり方が大きく影響しています。家庭教育において、家庭が子供にとって無条件で安心できる場所(=認めてもらえる場所)であることが大切です。
なぜなら、子供にとって親はもっとも身近な信頼できるお手本であり、倫理観の基礎や社会マナーをマンツーマンで教えてくれる人だからです。学校教育と家庭教育はそれぞれ別の役割があるため、しつけを学校任せにせず、しっかり子供と向き合う時間をつくることも親の責任でしょう。
文部科学省が実施した調査によると、親が子育てについて、つぎのことを「不安だ」「知りたい」と思っているとわかりました。
子育てについての悩みや不安の内容1位 「子供の勉強や進学のこと」  59.9%
2位 「子供のしつけやマナーのこと」  47.4%、3位 「子供の健康や発達のこと」 40.7%家庭教育について知りたい情報1位 「子供のほめ方・叱り方」  48.2% 2位 「子供のしつけ」が 46.8%3位 「子供の健康・発達に関すること」 44.5%
<出典:文部科学省 / 平成28年度「家庭教育の総合的推進に関する調査研究~家庭教育支援の充実のための実態等把握調査研究~」>
http://katei.mext.go.jp/contents2/pdf/H28_kateikyouikushien_houkokusho.pdf
どんな家庭でも親たち共通の悩みである「子供のしつけ」。親も悩みを抱える一人の人間で、子育てをしながらさまざまなことを学んでいきます。子供は親から学び、親は子供から学んでいくのです。
そこで今回は3人の作家から話を聞き、どうすればお互いに成長できる親子関係を築けるのか、ヒントを探っていきます。
● 公開日時:2020年1月23日(木)16:00 ウェブマガジンSOCIO https://00m.in/0r3HK


▼ 記事概要・ゲスト紹介


無条件の愛が子供に自信を与えるのはなぜ?


野間口至さん・敞子さんご夫婦(作家)は、約30年前に長女を亡くした経験から感じたことを語ってくれた。
『私たちの長女が天国へと旅立ったのは突然のことでした。親バカかもしれませんが、やさしい性格で人付き合いもよかったです。文章も上手で優秀、親としては充分満足な子供でした。それだけに過大な期待を持ち、そのことをよく口に出していたため、親の期待に応えようと努めていたのではないでしょうか。娘がそれを言葉や態度に出すことはなかったです。』


野間口至(のまぐち・いたる) 野間口敞子(たかこ)


作家。
『ふりむいて 真理子』の著者。
【著書紹介】
作者の娘、野間口真理子さんは、22歳の若さで突然天国に旅立った。
本書は、彼女を愛した家族や友人が、かけがえのない思い出を綴った追悼集。
愛する人を亡くした経験を持つ人へ。
「何もかも残して逝ってしまった。あなたの愛したすべてのものも。あなたの愛した人達も。真理ちゃん、あなたが私にとってどんなに大きな存在だったことか。ママやパパがどんなにあなたを愛していたことか。あなたを失ってぽっかりと穴のあいたままの残された私達家族にできることは、写真に手を合わせて、真理ちゃん、あなたが天国で安らかに眠ってくれることを祈ることだけです」(本書「姉と私」より)


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『ふりむいて 真理子』


ふりむいて 真理子 (22世紀アート) | 野間口 至, 野間口 敞子 | 社会学 | Kindleストア | Amazon : https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%82%8A%E3%82%80%E3%81%84%E3%81%A6-%E7%9C%9F%E7%90%86%E5%AD%90-22%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88-%E9%87%8E%E9%96%93%E5%8F%A3-%E8%87%B3-ebook/dp/B07XLT77G1/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%87%8E%E9%96%93%E5%8F%A3%E8%87%B3&qid=1568596141&s=books&sr=1-1


子供は親の思い通りにならない・してはいけない


竹村公彦さん(元名城大学教諭)は、子供を自分の思い通りにしようとする親に待ったをかける。
「親は子供の人生がよりよいものになるよう願っています。そのためにどうしたらよいのか、自分の体験から理想的な育て方を考えます。そのなかで、「私の子供」という意識が強いがゆえに本人の人格を無視し、親が描いた人生設計通りになることを夢見てしまう人もいるのです。しかし、子供が親の願望通りになることはありません。親が「こう育っているはず」と考えたとしても、子供と親は別人格です。」


竹村公彦(たけむら・きみひこ)


元名城大学教諭。
『ヒトが人になれた理由(わけ)』
【略歴】
昭和11年生まれ。
長野県飯田市出身。
昭和36年、名城大学卒業。
以来、2003年3月まで同大学にて教鞭をとる。 
著書に『子どもはこうして育てよう』(2002年)「かくて学校から人材が輩出する』(2005年、どちらも文芸社刊)がある。


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『ヒトが人になれた理由(わけ)』


Amazon.co.jp: ヒトが人になれた理由(わけ) (22世紀アート) eBook: 竹村 公彦: Kindleストア : https://00m.in/GZxSK


▼ SOCIOについて


SOCIO(ソシオ)は、「あたらしい自分と社会をつくる」をコンセプトにしたウェブマガジンです。毎記事で1つのテーマを取り上げ、各界で活躍する作家が質問にお答えします。社会問題から人生のお悩みまで、さまざまな気になることを作家とともに考えていきます。SOCIOを通して、みなさまが未来について考える機会をお届けしたい。そんな想いで、発信してまいります。
公式HP: https://www.socio22.com/
Twitter: https://twitter.com/SOCIO_sns
「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
① 多様性:多様性が求められる社会で、他人の主張を無視しない。
② 気づき:その中にある気づきを育み、自分だけの行動指針を生み出す。
③ 営む:ひとり一人の決断の連鎖で、社会をアップデートする。


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「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ


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株式会社22世紀アート
「みんなを幸せにする出版社」を企業理念に掲げ、「出版とは、今、社会が必要とする情報を発信すること」という思いのもと、誰もが「本」に触れ、「本」を生み出し、「本」を愛する人になる。そんな文化インフラを作るために、20名のスタッフにより運営されています。
代表者  : 向田翔一
所在地  : 〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-12 佐野ビル6F
設立   : 2014年12月
事業内容 : 書籍・電子書籍制作及び出版
TEL   : 03-5941-9774
FAX   : 03-5941-9773
MAIL  : info@22art.net
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未来に残したい日本の美しい自然


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『未来に残したい日本の美しい自然』


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