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ダニエル・オスト(2025年)
ベルギー王室御用達で、2015年に花の芸術家として旭日小綬章を受章した花の彫刻家ダニエル・オストが、2026年11月3日(火・祝)に来日します。その先に待つのは、鎌倉で初めての展覧会「ダニエル・オスト in 鎌倉 ― 花の彫刻家 覚園寺の秋をいける ―」。会場は鎌倉・二階堂の覚園寺(かくおんじ)、会期は11月12日(木)から17日(火)までの6日間です。
ニューヨーク植物園、ヴェネツィアのパラッツォ・グラッシで作品を発表し、日本では京都・仁和寺、東寺、金閣寺、出雲大社と展覧会を重ねてきました。日本の文化と向き合った歳月は、40年。
このスケールでの展示は、2019年の明治神宮鎮座百年祭奉祝事業以来、7年ぶりになります。開幕までの日々は、八百年の祈りを伝える古刹で準備が進みます。会期中は毎日、作品の手入れのために本人が在廊する予定です。
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【作品】2013年 出雲大社 平成の大遷宮奉祝事業
11月3日の来日、12日の開幕へ
11月3日(火・祝)、ダニエル・オストが日本に降り立ちます。4日(水)には花市場を訪ね、その足で覚園寺に入る予定です。
覚園寺は、1218年、鎌倉幕府二代執権・北条義時の薬師堂に始まる古刹です。主会場は、江戸時代の茅葺の農家「旧内海家」。そこから愛染堂、地蔵堂、やぐら、薬師堂(本堂)へ、境内の5か所に、花の彫刻が30点以上据えられます。花の彫刻家の手もとに集まるのは、季節の切り花、日本各地の野山の植物、そして鎌倉の山で採集する落葉や木の実、枝。来日の翌日から、覚園寺の秋をいける時間が始まります。
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名刺の肩書は「花を結ぶ人」
ベルギー王室御用達のフラワーアーティストで、「花の彫刻家」と称されるダニエル・オスト。2015年には花の芸術家として旭日小綬章を受章しました。日本の勲章です。その人には、自分では避けてきた呼び名があります。「アーティスト」です。名刺に選んだのは、古いフランドル語の「bloembinder(花を結ぶ人)」でした。王室の婚礼も、世界のメゾンも、その名刺の上では「花を結ぶ」仕事のひとつです。
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2026年春 島根県松江市 由志園で生けるダニエル・オスト
日本との40年、七つの舞台
生け花との出会いは1985年、初めての日本でした。以来、生け花の大家・栗﨑曻氏を師と仰ぎ、竹工芸の人間国宝・藤塚松星氏との協働も生まれました。
1997年、京都・杉本家住宅(NHK「新日曜美術館」で放映)。2004年、京都・仁和寺(9,000人)。2006年、京都・東寺(10,000人)。2009年、京都・金閣寺。2013年、出雲大社「平成の大遷宮」奉祝事業(10,000人)。2015年、倉敷・大原美術館ほか(11,000人)。2019年、明治神宮鎮座百年祭奉祝事業(8,000人)。日本で重ねた展覧会に足を運んだ人は、累計で20万人を超えます。
1990年、国際花と緑の博覧会(大阪)で金賞を受けました。2005年の愛知万博にも参加し、自らのアカデミーでは日本の花の作家を育てています。2026年は、日本とベルギーの外交関係樹立160年の年にあたります。
2001年、米CBSニュースの番組「サンデー・モーニング」は、「ヨーロッパと日本で、世界をリードするフラワーデザイナーとして称えられている」と伝えました。ヨーロッパと日本、その往復の先に、この秋の鎌倉があります。
なぜ、鎌倉の秋か
覚園寺との出会いは、コロナ禍のあとでした。本展に寄せたメッセージ「植物の詩 - Botanical Poetry」に、この古刹を「まるで人知れず遺された宝物のように感じました」と書いています。谷戸の奥、山に抱かれた聖域。以来、3度の視察を重ねてきました。
「花が最も美しい瞬間を見せたいと思ってきたが、年を重ねた今、朽ちていく美しさも探りたい」。本人の言葉です。2026年春、島根県松江市の日本庭園・由志園で生けた作品に続き、この秋は鎌倉の古刹です。祈りの重なる錦秋の境内が、その言葉を探る場所になります。
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2026年春 島根県松江市 由志園のダニエル・オスト
「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」(『徒然草』第137段)。1330年ごろに書かれたとされる随筆の一節です。こう問いかけたあと、いまにも咲きそうな梢や、花の散った庭にこそ見どころが多い、と続きます。作者の兼好法師は、若いころ、鎌倉の金沢北条氏の被官(ひかん)として過ごしたとされる人。盛りだけでなく、移ろいにも美を見る。七百年を隔てた二つの言葉のあいだに置かれるのは、鎌倉の山の落葉や木の実、枝を交えた花の彫刻です。
会期は2026年11月12日(木)から17日(火)まで。10時から18時30分まで(最終入場18時)、ライトアップは16時30分からです。前売券(4,000円)は11月11日(水)まで、当日券(4,500円)は会場で。谷戸の奥の古刹が、「花を結ぶ人」を迎える6日間です。
展覧会 開催概要
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展覧会名:ダニエル・オスト in 鎌倉 ― 花の彫刻家 覚園寺の秋をいける ―
会期:2026年11月12日(木)〜17日(火) 6日間
時間:10:00〜18:30(最終入場18:00)。16:30から境内をライトアップ
会場:覚園寺(神奈川県鎌倉市二階堂421) 主会場・旧内海家、薬師堂(本堂)ほか境内一帯
入場料:前売券4,000円/当日券4,500円(拝観料を含む・税込)。中学生未満は無料(拝観料200円は別途)。入場料の一部を覚園寺に奉納し、文化財の護持に充てます
主催:ダニエル・オスト実行委員会
後援:公益財団法人鎌倉市芸術文化振興財団
アクセス:JR鎌倉駅東口5番乗り場からバス(鎌20系統「大塔宮」行き)で終点下車、徒歩約10分。タクシーで約10分。お車でのご来場はご遠慮ください。
公式サイト:http://www.danielost.jp/event/index.html
Instagram:https://www.instagram.com/danielostjapan/
展覧会チケットのご案内
前売券はイープラス、ファミリーマート店内のFamiポートでお求めいただけます。
イープラス : https://eplus.jp/danielost_kamakura
ダニエル・オスト実行委員会へのメール・FAX・電話でもお申し込みいただけます。チケットの送付先、お名前、電話番号、希望枚数をお知らせのうえ、代金をお振り込みください。入金を確認したのち、チケットをご郵送いたします。お振込先は、お申し込みの際にご案内します。
お問い合わせ
ダニエル・オスト実行委員会
〒104-0061 東京都中央区銀座2-12-4-702
TEL 03-6278-8145 FAX 03-6278-8146 E-mail info@danielost.jp
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