生産者とロースターをつなぐコーヒー生豆のプラットフォーム「TYPICA」スタート 第一弾では日本初上陸の288農園を含む、306農園のコーヒー豆が購入可能に

コーヒー生豆のプラットフォーム事業を行うTYPICA Trading(所在地:オランダ アムステルダム 代表:山田 彩音)は、コーヒー生産者とロースター(焙煎所)をつなぐコーヒー生豆の売買プラットフォーム事業「TYPICA」( https://typica.jp/ )の2020年ニュークロップの受注を3月9日より開始します。通常コーヒー生豆の輸入はコンテナ単位(18トン)で行われますが、TYPICAのプラットフォームを通じて一つのコンテナを複数のロースターがシェアすることで、麻袋一袋(30~60kg)からダイレクトトレードが可能になります。また経済透明性を確保し、流通経路を最適化することで、適正な価格を実現します。オンラインプラットフォームのオープンに先駆け、3月9日~18日に全国7都市を訪問。
取り扱う306の農園(うち288農園が日本に初上陸)を紹介し、30農園のニュークロップコーヒー(収穫したばかりのコーヒー)を試飲できるロースター向けイベントを開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/207285/LL_img_207285_1.jpg
コーヒーの生産者

■温暖化の影響を受け、コーヒー生産が危機的状況に
地球温暖化の影響で2050年頃には、コーヒー生産の6割程度を占める「アラビカ種」の生産に適した土地が半減するといわれています。コーヒー豆の多様性や、生産者の経済的基盤の強化には生産者とロースターを直接つなぐダイレクトトレードが有効ですが、コンテナ単位(18トン)で取引する現在の物流の仕組みでは、小規模な生産者やロースターがダイレクトトレードを行うことは困難でした。

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コンテナシェアイメージ

■テクノロジーとシェアリングでコーヒーを持続可能に
「TYPICA」では、オンラインプラットフォームに想いやこだわりなども含めた生産者の情報を掲載し、サンプル依頼や注文、お客さんの反響や要望などの相互コミュニケーションがとれるようになります。生産地ごとに複数のロースターの注文をとりまとめ、ひとつのコンテナで輸送します。流通を最適化するとともに、生産者や物流事業者がいくらの収益を得ているかの情報を見える化し、経済透明性を確保することで、適正な価格でコーヒー豆を届けます。
全国7都市で開催するロースター向けのカッピングイベントでは、コーヒー生産地を訪れ帰国したばかりの代表山田が生産地の様子をプレゼンテーションし、生産者からオファーされたエチオピア、グアテマラ、ニカラグアのニュークロップのコーヒーを試飲。さらにオンラインで生産者と参加者をつなぎ動画中継で交流を行います。


■ロースター向けのカッピングイベント概要
【日時と場所】
東京 3月9日(月) FINETIME COFFEE ROASTERS
(東京都世田谷区経堂1-12-15)
東京 3月10日(火) LEAVES COFFEE ROASTERS
(東京都墨田区本所1-8-8)
名古屋 3月11日(水) GLITCH COFFEE @9h NAGOYA
(名古屋市中村区名駅2-42-2)
京都 3月12日(木) Goodman Roaster Kyoto
(京都市下京区矢田町115-2 ベアフルートイイノ 1階)
大阪 3月13日(金) EMBANKMENT Coffee
(大阪市中央区北浜1-1-23)
神戸 3月16日(月) ROUND POINT CAFE
(神戸市中央区栄町通4-2-7)
広島 3月17日(火) shimaji coffee roasters
(広島市南区的場町1-6-8)
福岡 3月18日(水) BASKING COFFEE
(福岡市東区千早4-10-1)

全日19:00開始予定です(大阪会場のみ19:30)
【内容】
19:00~19:30 プレゼンテーション
19:30~21:00 カッピングセッション
地元のロースターがイベントに参加いたします。


■TYPICA Trading(「TYPICA」オランダ事業主)概要
社名 :TYPICA Trading (KVK No. 76959678)
ホームページ:https://typica.jp/
所在地 :Liendenhof 275, 1108 HS Amsterdam, Nederland
代表者 :山田 彩音
設立 :2019年11月1日
事業内容 :コーヒー生豆のマーケットプレイス事業

山田 彩音 プロフィール
1984年 兵庫県芦屋市生まれ。立命館大学文学部卒業。学生時代にコーヒーと出会いバリスタとしての経験を積む。12年 焙煎所の立ち上げを経験し、焙煎士としてのキャリアをスタート。14年 コーヒースタートアップに参画し、焙煎士として経験を積み、日本初のシェアロースターを開始。17年 新しいダイレクトトレードのかたちを志向し、初めてコーヒー生産地を訪れる。19年 TYPICAを立ち上げ、現在アムステルダムを拠点に世界中のコーヒー生産地を訪れている。


■ムトナ株式会社(「TYPICA」日本運営管理)
社名 :ムトナ株式会社
本社 :〒542-0081 大阪市中央区南船場4丁目12番8号 関西心斎橋ビル7F
資本金 :3,000万円
代表者 :代表取締役/CEO 後藤 将
従業員数:12名
設立 :2006年8月(創業2003年10月)
事業内容:■ソーシャル・イノベーション事業
ソーシャル・イノベーションを担う事業開発及び、
マーケティングコンサルティング

後藤 将 プロフィール
1984年 大阪府堺市生まれ。'03年19歳で起業後、現在代表取締役を務めるムトナ株式会社を設立。'12年世界経済フォーラムよりグローバル・シェイパーズに選出され'16年のキュレーターを務める。'13年'14年ダボス会議Japan Meeting出席。'14年 関西学院大学 非常勤講師に就任し「ソーシャル・イノベーション」の講義を開始。'16年英エコノミストEIU発行「SOCIAL INNOVATION INDEX 2016」の制作協力。'19年アメリカ元副大統領アルゴア氏より気候変動対策のトレーニングを受け、Climate Reality Leaderに承認される。


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