TPCマーケティングリサーチ株式会社、2020年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査について調査結果を発表

2018年度のアンチエイジング化粧品市場は、前年度比5.5%増の3,820億円となった。要因としては、近年市場を牽引しているシワ改善化粧品の売上が引き続き拡大したことが挙げられる。また、シワ改善化粧品の普及に伴うパーツケアアイテムの増加や、敏感肌やオールインワン市場におけるアンチエイジング訴求商品のシェア拡大も寄与している。当資料では、アンチエイジング化粧品市場を主要企業、展開ブランド、種類(剤型)、価格帯等から分析している。

概要
◆2018年度のアンチエイジング化粧品市場は前年度比5.5%増の3,820億円。この10年で約1.5倍に拡大している。

◆2018年度の好調要因としては、近年市場を牽引しているシワ改善化粧品が引き続き売上を拡大したことが挙げられる。同商材については、新たにコーセーが参入したほか、資生堂がアイテムを追加するなど品目数が増加。さらに、参入各社が継続的なプロモーションを展開したことなどが寄与し、市場規模は2017年度比4.6%増の183.5億円となっている。

◆また、シワ改善化粧品が普及したこともあり、目もとの乾燥小じわケアや口もとのたるみケアといったパーツケアアイテムも増加。アンチエイジング市場におけるパーツケアアイテムの構成比でみても、2018年度は2016年度に比べて約2倍に拡大している。さらに、シワ改善化粧品以外にも「B.A」(ポーラ)や「エスティローダー」(ELCジャパン)のアイケア商品が人気を博し、市場を牽引している。

◆このほか、最近では敏感肌やオールインワン市場においてアンチエイジング訴求の商品がシェアを高めており、こうしたトレンドも市場拡大の一因となっている。その背景としては、ライフスタイルが多様化する中で肌の変化による一時的な敏感肌を感じやすくなっていることや、時短ニーズが高まっており、参入ブランドも増加傾向にあることが挙げられる。

◆2019年度(見込)については、シワ改善化粧品が参入ブランドの大幅な増加やアイテムの多様化によってさらなる活況となることが見込まれる。

◆このほか、主要各社の研究開発体制が強化されたことで、“光老化”や“大気汚染”“ストレス”など現代社会特有の悩みと掛け合わせたアンチエイジグ化粧品が増加傾向にあり、こうした新たなアプローチがさらなる成長のポイントとなることが予想される。

◆当資料では、さらなる成長を遂げるアンチエイジング化粧品市場に焦点を当て、その市場動向を主要企業、展開ブランド、種類(剤型)、価格帯などさまざまな角度から分析し、参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。





TPC市場調査レポート
「2020年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査」
―パーツケア、オールインワン、敏感肌が増加!現在のトレンドを徹底分析―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210200506
資料体裁:A4判156頁
発刊日:2020年3月9日
頒価:97,000円(税抜)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

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