人気のロールケーキは、あまり手間がかからないけどちゃんと『ケーキ』というのがうれしいお菓子。
バナナとチョコは相性ぴったり!で、バナナが芯になるから巻きやすくて、きれいにできる作り方。
チョコレートにはテオブロミンというポリフェノール、バナナには大切なミネラルのカリウムと食物繊維がたっぷりです♪
チョコバナナロールケーキの材料(18cm1本)
<ココアの共立てスポンジ 22cm×26cm 1枚>
全卵(室温に戻す) 120g
砂糖(グラニュー糖) 60g
薄力粉 50g
ココア 8g
※薄力粉とココアを一緒に振るっておく
牛乳(室温に戻す) 15cc(大さじ1)
※天板で大きさで配合をかえて下さいね。面積で計算すると、ご自分のオーブンにあったレシピになります。25cm角の天板なら10%材料を増やして下さい。
<生チョコクリーム 出来上がり量230g>
スイートチョコレート(カカオ分60%程度)(細かく刻んでおく) 70g
牛乳 40g
生クリーム(42%) 200cc
<仕上げ>
シロップ 30g
ブランデー 8g
バナナ(皮をむいてレモン汁をかけておく) 大2本
レモン汁 少々
ジェノワーズ生地の作り方
卵を良くほぐし、砂糖を全量加えて十分に泡立てる。
卵は早めに冷蔵庫から出して!常温で泡立てるのが一番きれいに泡立ちます。
たらしてみて「の」の字がかけるようになったら、ふるった粉を2回に分けて加える。まず粉の半量をボール全体にふりいれ、ボールの底からすくいあげるように粉を合わせる。
粉気の残っているうちに残りも加え、つやが出るまでしっかりと合わせる。この時、かき混ぜすぎてグルテンが出ないように注意する。
常温に戻した牛乳の中に生地少々をいれてあわせ、3の生地に戻しあわせる。紙をしいた天板に流し、上面をカードなどで平らにする。180℃ 約10分焼成。
表面が乾いていて、真ん中を触って弾力があれば焼成終了。
平らなところで冷ます。粗熱がとれたら乾燥しないように湿らせたふきんなどをかけておく。
生チョコクリームの作り方
生クリームを氷水にあてながら泡立て、6分立て(※泡立て器ですくうと、とろりと落ちて跡が残らない程度)にする。
45~47%の生クリーム200ccに、牛乳を大さじ1杯半加えると、ちょうど良いくらいの濃度になります。
牛乳を沸騰させ、刻んだチョコレートの中に加える。泡立て器で手早く
混ぜ、滑らかなクリーム状にする。
チョコレートが固いときは、溶け残らないように細かめに刻みましょう。
生クリームを氷水から外し、2のクリームを加えて手早く一気にムラのないように泡立て器で混ぜる。冷たい生クリームでチョコレートが固まらないように注意する。
ゆっくりまぜるとチョコチップができてしまいます。ただ、混ぜすぎは注意。クリームがパサつきます。
仕上げ
スポンジシートよりやや大きめの紙の上に、焼き面を上にしてシートを置く。
シートの手前に横に4~5本ほど切れ目を入れる。
シロップをハケを使ってまんべんなく塗る。
グラニュー糖10gを熱湯20ccでよく溶かし、冷ましてから使います。
コニャックを使うとよりおいしいです。
生チョコクリームの半量をナッペ(塗ること)する。パレットナイフでできるだけ平らになるようにする。ただし、こすり過ぎると分離してまずくなるので注意。
シートの手前1/4程度のところにバナナをできるだけまっすぐに置く。
シートの手前を持ち上げてバナナが芯になるよう巻く。
バナナは皮付きのまま流水で洗います。輸入時の検疫で青酸ガス燻蒸されているから。上下1cmは切り落とします。ガスが浸透していることがあるから。
市販のレモン果汁でOK!
紙を持って一息にロールを巻く。巻き終わりがしっかり下になるようにする。
切ったときに「の」の字になるように。
定規などを使って、ロールをしっかりと巻き込む。
残りの生チョコクリーム1/2量をロールケーキ全体にぬって、パレットでならす。
両端を切り落とし、オーナメント(サンタや柊)を置き、アラザン、粉糖などお好みで飾り付け。
ナイフを軽く温めて切りましょう。切り口がきれいになります。